コンテイジョン
先日、コンティジョンという映画を見ました!
★ネタばれになりますので、ご注意ください★
この映画、2011年公開ですが、俳優陣がとても豪華で話題になりました。
監督はスティーヴン・ソダーバーグ、キャストはマット・デイモン、グゥイネス・パルトロウ、ケイト・ウィンスレット、マリオン・コティヤール、ジュード・ロウなどなど。。。
内容は、地球全体を恐怖に陥れるウィルスの発生と感染していく様を描いたパニック・サスペンスです。
映画自体はパニックものに関わらず、けっこう淡々と進んでいきます。
冒頭でまず驚いたのは、
えっ!?これグゥイネス?!(@o@ !!
ってところですね!(笑)
女優魂を感じる演技でした!
何より、登場してスグに感染により亡くなってしまいます。。
そして、いきなり日本が出てきます(笑)
ハリウッド映画特有の、これ中国と間違えてない?!っていう雰囲気ではなく、ちゃんと日本日本してました(笑)
映画の中では、それぞれの主要な人物が切り替わりながらストーリーが進んでいきます。
マットデイモンはグゥイネスの夫役なのですが、いきなり奥さんと子供を謎のウィルス感染によって失ってしまい、さらに感染源を突き止めていく調査の中で奥さんが浮気していたということがわかってしまうという散々な役回りでした。
ちょっとかわいそう。。。
でも、残った娘さんにとって、とてもいいパパです!
そして、ケイトウィンスレット演じるミアーズ医師が、個人的にはかっこよかったです。
なにしろウィルス感染のリスクを負いながら現場に出て感染源を突き止めていくのですから、尊敬です!
こんな上司いたらかっこいい!(笑)
ですが、そんなミアーズ医師もウィルスに感染してしまい、亡くなってしまいます。。。
そのほか、登場人物がそれぞれ、少しでも早く感染を食い止めるために獅子奮闘します。
普段は考えないですが、自分たちの病気や予防接種なども、こうした様々な医師の努力によって成り立っているのだと考えるととても有り難いですね!
そして、ウィルス予防のワクチンを完成させるのですが、こういった危機的状況でも、やはりお金儲けをしようという輩が現れます。
しかし、ビジネス的な視点で言うと当然なのかもしれません。
ニーズがありまくりのビッグビジネスチャンスです。
(もちろん、人道的な行いは大切だと思いますが)
映画を見ながら、どの立場でものを見るかで正解が変わるなあ、と思っていました。
マリオンコティヤール演じるオランテス医師も、調査途中で誘拐されてしまいます。貧しい村でワクチンを確実にもらうための人質になるのですが、誘拐した方も極悪人かといえばそうではないんですね。
このままでは貧しい小さな村にワクチンが回ってくるのがいつになるかわからない、そういった状態を恐れて村の人たちのためにやったことです。
しかし、オランテス医師と引き換えに渡されたワクチンは偽物でした。。。
なにが正義なのかわからなくなります。。。(-_-)
オランテス医師もそれがわかると、誘拐されていた村へ知らせに走るのです!
そして、ジュードロウ演じるアラン。
ブログなどで記事を書いている自称フリーのジャーナリストです。
ある意味このひとが一番悪いやつで(笑)
投資家にお金をもらって偽の情報をブログで発信します。
ウィルスにはワクチンではなく、レンギョウが効くと。
この嘘は、だめでしょ(笑)
しかし、この人が発表している情報はすべて嘘ではなく、事実もあります。
そこが難しいところです。
自分もブログを発信しているので、当然思うのですが、世の中の情報には嘘や本当が混じっています。
この映画を見ていると、情報を広げる(噂を広げる)というのも、その情報にのる側がいる、というのもビジネスになりえてしまいます。
自分も何度かモデーア社の事実について情報をもらい書いていますが、(もちろん友人からの情報なので事実です)
発信する側も受け取る側もしっかり情報を見極めることが大事ですね!
最後にもともとの感染源がわかるのですが、そこも因果応報というか、考えさせられる内容でした。
よかったら見てみてください!