愉快な日常と自己研鑽の日々

起業を目指し勉強の日々

ドーパミンを出して、成果を出す!

みなさんこんにちわ★

 

今日は、こちらの本を読みましたので、そのご紹介です!

なぜ、脳はそれを嫌がるのか?

 

まず、冒頭から語られたのは、

脳がいかに怠け癖があるかということ。

なんでも一日の消費エネルギーのうち、20%を脳が使っているとのことで、脳にとっては怠けること(エネルギー節約)が重要なのだそうです。

 

それを理解した上で、やる気の継続をおこなうには、

1 自己暗示をかける

2 スモールステップにわける

3 ドーパミンを出す

という3つの条件が必要なんだそうです。

 

自己暗示、というとちょっと違和感を覚えますが、フランスの薬剤師エミール・クーエが、消費期限の切れた薬をどうしても売ってほしいという顧客に売ったところ、薬が効いたと喜ばれた、という経験から、「人は思い描いたとおりに現実を作る」ということの可能性に気付いていったそうです。

ちなみにクーエの暗示法は簡単で、

「日々、あらゆる面で私はますます良くなっていく」という言葉を口に出して20回唱えるというものでした。

 

プラスの言葉を発することが重要であるというのはよく聞きますね。

自分たちの生活に取り入れるとしたら、行動する前に「今日は●分でこの資料を仕上げる!」などといった風に、口に出してみると良いようです。

 

また、スモールステップに分ける、とありますが、目標や行動を細分化していき、ひとつずつ達成感を味わう、という過程も重要だそう。

達成感を味わうためには、「やらされた感」ではなく、自発的に動くことが大切です。

ここで自分にご褒美制を導入しても、脳はすぐ飽きてしまうため、これが好きだから、とか役に立ちたいから、といった内発的動機が必要なようです。

また、加点式で自分を見ることも重要だそうです。

 

また、スモールステップに分けて、行動を継続させることが成功の要素になるのですが、継続に不可欠なのが『習慣化』です。

ひとつの事象を習慣化するのにかかる期間は、

21日

66日

この二つの意見があるようですが、実際は何をしているのかによっても変わってくるとのこと。

重要なポイントをかいつまむと、

・とにかく取りかかるまでの時間を速くする

・集中力やドーパミンを出すために適度な運動をしてからとりかかる

・行動したら前よりできたことを見つけ、「やった!」とよろこぶ

 

さらに習慣化のスピードを上げるには、メタ認知の力をつけること。

メタ認知とは、俯瞰的に自分や状況を見て、認知していくことを指します。

これは、通常いろんな認知の歪みが発生していて、

どうせ私なんて向いてないし(早合点)

自分は本気になったらできるんだから(過大評価)

みんなそうだから、~しなければ(すべき思考)

先輩なんだから、やってくれるでしょ(レッテル貼り)

などを取り除いてものを見ていく必要があります。

 

そもそも脳は楽をしたがるのだから、先延ばし癖は誰にでもあるものであり、脳にマルチタスクは無理なんだそうです。

「自分はコツコツやるのが得意なんだ」という思い込みをまず持って、取りかかるべきことにひとつずつ集中する。

 

そして継続を楽しむために、「ゲーム感覚」の取り入れを推進されています。

※ここでは先ほど効果的ではないと述べたご褒美制もゲームの中では取り入れてよい、と書いてありました。

自分で時間設定してタイムトライアルしたり、いつもと違う席を探したり、達成をグラフなどで可視化したり。

 

きりが悪いところでわざとやめるのも、連続ドラマの区切りと同じ要領で継続に効果的なようです。

 

大切なのは、細分化して決断し⇒達成する、この習慣をつけること。

人間は日々決断をしているのだが、決断している認識がない。

まずは認識する。

 

決断したいのは、この私、自分自身なんだ!

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

今、私は決断できたんだ!

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

やった!嬉しい!

 

といった風に、小さな決断を成功体験に変えることでまたチャレンジしたくなる自分になれるとのことです。

チャレンジしている自分ができると、どんどん自分への期待感は高まります。

自分への期待感がある時こそ、ドーパミンが出る時です。

小さなチャレンジを積み重ね、大きなチャレンジをモノにする、いつも自分に期待している状態を作り出せたら最高ですね!

 

他にもたくさんの面白い内容があったので、ぜひ読んでみてください。

このブログでも機会があれば、紹介していきたいと思います!